◇◇ 水上町「雪の回廊」 思い出記録 ◇◇
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日程: 2005/06/4(日)AM7:00出発〜帰宅PM4:45

地元の新聞を見ると谷川に雪の回廊が出来たと言うので早速計画実行。今年は例年に比べて雪が多く新潟も大きな災害が発生しているほどである。
国道17号線で前橋市を過ぎ渋川市、沼田市を通り過ぎる頃、山々に白い雪がかぶっているのが見えてくる。今回は「一の倉沢」まで行き雪の回廊を見ることと天神平スキー場までのリフトが昨年新しくなったので乗ることを目的に出かけてみた。



一の倉沢前の全景


これが雪の回廊か


これが雪の回廊か


沢に積もった雪の上から

順調に水上市に入り午前10時ごろ天神平のロープウェイ前を過ぎ国道291号線をドンドン登っていくと途中で路肩に車が列を成して止まっている。ここは山の中の細い道で、これでは向かいから来る車とすれ違いは出来ない。双方から数台の車が集まってしまい身動きできない状態となってしまった。仕方なく細い道を数台がバックするハメとなり50メートルほどか戻って適当な場所に止めざるを得なくなった。
ここから歩いて30分ほどで「一の倉沢」に着いたが雲が天井を覆っている。今日の天気予報では昼頃から晴れの予報であったのに・・と思いながら周囲を見渡すと「雪の回廊」が薄黒く汚れてホンの数メートルだが残っていた。「雪の回廊」といえばすぐに立山の室道を思い出すが似ても似つかぬ回廊であった。


一の倉沢対岸の滝


晴れてきて全体が見える


マチガ沢ではスキー大会が・・・

思わぬ場所で歩きとなったため時間も午前11時になり、雪の上で昼食をとり暫しの休憩とする。
垂れ込めていた雲がだんだんと上がっていく。山の天気は思った以上に早い変化をする。全体が見渡せるようになるのと太陽が出てきた、すると一気に温かくなってきた。
少し雪の上を歩いて真直ぐに上って見ると正面の岩に白く一筋の滝が落ちているのが見える。落差は100メートルほどあろうか、思わぬところで期間限定の滝を見ることが出来た。(大収穫)
12時ごろとなり次の目的であるリフトを乗りに天神平の乗り場にむかうことにする。また雲行きが変化している。歩いておりながら「マチガ沢」まで来ると残雪の上でスキー大会が行われていた。車を路肩に止めているのはこの連中だったようだ(多分)。お陰で往復1時間ほど歩く羽目になってしまったのだ。
リフト乗り場に着いてみると雲で上部はほとんど見えない。これでは行ってもしょうがないと判断し、お手軽滝を2―3個見ながら降りることにした。



蛇門の滝


土合橋の隣に滝名が

これが湯吹の滝(人工)

新緑の頃の滝風景は緑とのコントラストが凄く良い、以前にも来た事のある滝だがお手軽の為寄ってみた。水量は多めで橋の上からでも飛沫がかかる。


無名の滝


無名の滝上部


諏訪大橋

きっとこの滝も無名であろう。期間限定の滝のようだ。場所は土合の駅を過ぎしばらく走るとガケ崩れ対策用のガードがあり、入口付近に落ちていたもの。工事中であったのでそのうちに見えなくなってしまうのだろう。
この後は一気に水上の街を通り抜け諏訪峡も過ぎ大きな橋が見えたので寄ってみる。橋は「諏訪大橋」と書いてある。ここから水上の街を山と共に一望でき眺めの良い場所であった。ここでは曇っているのと風が出てきて肌寒くなってきた。


諏訪大橋からの眺め


無名滝


渋川市 北橘温泉「ばんどうの湯」

大橋から真直ぐに渋川に向かって帰る途中、また寄り道をする。県道沿いに「かみもく」の駅があるがその少し手前に奈女沢があり、入口には「釈迦の霊泉」の看板がある。ここを左に曲がって電車のガードレールをくぐり200メートルほどに門構えの看板が見える。この看板の右側に滝が落ちている。以前に田植えの時期になると水量が増加する・・・などと聞いたのだが残念ながらまだ大したことは無かった、時期が早いのか。
この後は渋川まで戻り以前から気になっていた高台の温泉に寄る事にした。
渋川市から前橋市に向かう(国道17号線)途中に利根川を渡る「ばんどう大橋」があり、ここを渡って500メートルほどに信号がある、左に曲がると温泉への案内板が出ている。高台にあるため利根川と前橋市を眺めながら温泉に入ることが出来る。温泉も安くてとても良い感じの風呂であった。のんびり入り湯上がりに手打ち蕎麦を食べて帰ってきた。蕎麦の味は・・・・・であった。

おしまい
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