◇◇ 一足早い上野村の氷瀑の旅思い出記録 ◇◇
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日程: 2005/12/24(土) 「道の駅上野」にAM 10:00〜10:30頃集合
プチオフ参加者:5名
     んがを夫妻  (2)
     あぶさん   (1)
     春爛漫    (2)

abeちゃんのHPで氷瀑が紹介された。新潟県の「んがお夫妻」が見たいので群馬県まで来ると言う。こんな掲示板を見て即一口載ったのである。その後「あぶさん」も同行するとのことで5名でプチオフの実行となった。家から「道の駅上野」まで3時間を見て午前7時に出発。今回は久々に奥さんも同行することになった。これには条件があり、帰りはどこかの温泉に寄ってから帰ることであった。天候は曇りでうっとうしい空色であった。予定の時間よりも多少早く着くことが出来、車を止めて何気なく隣を見ると見覚えのある幌馬車?ですぐに「あぶさん」とわかった。午前9時40分ごろだったか久々にお会いでき早滝以来だろうか。簡単な挨拶をして寒いのでお互いに車の中へ・・・。周囲を見渡すと大きな案内板があり、中止の滝も氷瀑として紹介されている。空を見上げるとだんだんと雲が飛ばされ青空に変わっていく。
午前10時半頃に「んがお夫妻」が着く予想をしていたが見えないので電話を入れると「今下仁田町にいる」とのこと。最近、県道45号線にトンネルが出来大幅に短縮出来ると言う。「道の駅上野」まで来るとまた戻るようになるので「滝前で落ち合うことにしよう」と言うことになった。あぶさんと共に10時40分頃一路「中止の滝」に向かう。昨晩降った雪が道路に積もっていてスリップに注意しながら進む。全体の3分1ほどはトンネルであり幾つか通り抜けると2−3分で滝入り口となる。写真のように橋のたもとの左側に大きな看板が設置されていて一目でわかるようになっている。私は案内板の側に車を止める、あぶさんは橋の向こう側に止めた。標高が上がるにつれ青空はどこへやら、パラパラと白いものが降っている。登る足元は長靴を履き、私のはスパイク付でこういう時は便利である。

道の駅「上野」
道の駅「上野」
道の駅「上野」
道の駅「上野」
滝入り口の案内板
滝入り口の案内板
あぶさんの幌馬車
あぶさんの幌馬車

案内板の奥に滝への登り口があり初めからチョット急な上り坂となっている。九十九折れを20メートルほど登ったところで「んがお夫妻」が到着した。思ったより早く着いたので驚いた、話を聞くとトンネルが通過可能となって大幅な時間短縮になったと言う。地元の私も知らなかった。ここで全員5名が揃ったところでいざ滝まで。
枯葉と雪で登りにくい、途中から鉄パイプで出来た手すりが付いている、急だが安心できる登りだ。しばらく登ると歩道にまたがった大きな木が立っていて、経験のある「あぶさん」がこの辺から手すりを潜り抜けて沢に降りるためのロープがあると探しに下りていく。すぐにあぶさんから「あったよー」の声がかかり初めに男性軍、続いて女性軍と降りていき、備えつきのロープのほかにあぶさん所有のロープも掛けてくれた。降りるのは5メートル前後だが雪もあるせいで足場が無く降りずらい。ずるずる滑るように無事?降りることが出来た。ここに降りたところで氷瀑全容が見えてきた。
この後は岩のぼりである、足を掛ける場所を探しながら登るが先に登ったあぶさん・んがをだんなさんに手を引っ張ってもらいながら上へと進。岩の上を歩くにも水と氷の区別が付きにくく慎重に進む。途中に写真のように岩の下をくぐるように進み、這いつくばって登ると氷の上に出る。乗るとミシミシと音がすると言う、ここは後から男性軍が行くのでそれまで氷を割らないようにと願いながら見守る。
後は滝壺正面まで数メートル、この時期にしてはいい感じでモコモコとそびえている。氷瀑は15メートル程か、目の前で見るのは「早滝」と同じように素晴らしい。氷の奥から青白く光っている神秘的な色がなんともいえない。

滝つぼの下(岩くぐり)
滝つぼの下(岩くぐり)
観瀑台を見上げて
観瀑台を見上げて
中止の滝
中止の滝
中止の滝
中止の滝

幸せな気分に浸りながらカメラを取り出し広角のレンズで撮影開始。この間に「あぶさん」は観瀑台より下がっているロープでよじ登りまた初めに沢に降りた場所まで行き2周もしてしまった、元気でおちゃめななあぶさん。女性軍もロープを使って観瀑台まで登り始めた。まず「んがをR」さんが登り続いて奥さん、普段では見ることが出来ない光景である。ロープには結び目が幾つかあって途中までは何とかなりそうだが、最後の登りは結び目が無く腕だけで体を引き上げる感じでさぞかし大変だろうと思いながら見上げていた。「火事場のバカ力」と言うことを聞くがそんな感じなんだろうか。
「んがをだんな」さんと私は氷瀑の近くによってUPなども撮影して女性軍の登ったロープで観瀑台まで上がったがなかなかのアドベンチャーな登り具合であった。全員登り終わったところでお決まり?の滝をバックに記念撮影をして正規の道で山を下った。

中止の滝UP
中止の滝UP
中止の滝
中止の滝
中止の滝(真下から)
中止の滝(真下から)
記念撮影
記念撮影

一行はトンネルをくぐって「道の駅上野」に向かう。道路には相変わらずの雪が積もってわだちの跡が付いている幾台もの車が通ったのか道がぐちゃぐちゃになっていた。滑らないように慎重に進め午後1時少し前に到着し、お昼御飯にする。今回は道の駅の合い向かいにお蕎麦屋さんがあったので蕎麦にしようと言うことになった。
新潟県の雪の状況、高速道路の状況やらを聞きながら、また次はどんなオフがいいかなどを話ながら楽しい一時を過ごした。勿論蕎麦も美味しかったよ。
このあと、「あぶさん」は用事があるとのことでここで分かれて「んがを夫妻」と一緒に「竜神の滝」に向かう。場所は「ヴィラせせらぎ」という国民宿舎が道路沿いにあり橋を渡るとすぐ右に曲がる。この場所には標識が付いており、粟野キャンプ場方面に進めば良い。とにかく道なりに進み突き当りまで行くとキャンプ場になるので車はここに置いてすぐの場所にある。昨年だろうか土砂が崩れて滝の側には行けないようにトラロープが張ってあった。
遠方で眺めなければならない、午後2時を過ぎ寒さが厳しくなってきたのでサッと写真を撮って引き上げる。ここで「んがを夫妻」は遠距離の為別れることになった。残った我々は「どうしようか」と考えたあげくに手前の入口にあった「ヴィラせせらぎ」で温泉に入り温まってから帰ることに決まった。この時期客は少ない、一組の夫婦は東京から「ぶどう峠」を越えてきたそうである。私と同じ車でやはり泥だらけになっていた、途中の道が悪かったのだろう。温泉はさっぱり系で湯船に使われている石の感じが良かった。滑らず気持ちざらつく程度で感じのいい風呂であった。この気持ちよさを抱いて一路自宅へ向かう。無事帰還することが出来た。「んがを夫妻」「あぶさん」有難う。

竜神の滝
竜神の滝
竜神の滝
竜神の滝
ヴィラせせらぎ
ヴィラせせらぎ
ヴィラせせらぎ
ヴィラせせらぎ

追記・・・・後日携帯電話の呼び出し音が鳴らないことが判った。触っている間に変な設定をしてしまったのだろう。電話の履歴を見るとなんと「んがを夫妻」さんから数回の入電があったではないか。普段持ち慣れない物を持つとこんなもんだろうと思った。マナーモード?、何とかかんとか、携帯電話はむつかしい・・・・。でもとっても便利であるのに間違いない。大変お手数掛けました。

おわり
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